花粉症のレーザー治療を受けた話

昨日(2022年1月5日)、34歳にして生まれて初めて花粉症のレーザー治療を受けてきました。

今日はなぜレーザー治療を受けたか、レーザー手術の感想など書いてみたいと思います。

 

 

自分の症状と治療を受けた背景

僕は5,6歳の頃から、アレルギー性鼻炎に悩まされていて、ホコリなどのハウスダストや花粉に反応して、鼻水やくしゃみが出る体質でした。ハウスダストは年中あるので一年中、ティッシュはかかせないような体質ですが、特に1月終わり~5月上旬頃の花粉が飛ぶ時期は症状がひどく、人前にでるのが嫌なくらい鼻水がでてきて、鼻をかみすぎて頭がクラクラするくらいの症状が出ます。

 

 手術を受けた「レーザー治療」や、根本的に体質を改善できる「舌下免疫療法」があることも知ってはいたのですが、レーザーで鼻の中を焼くのは怖いなぁと思ったり、花粉症の準備をしなきゃと思った頃には舌下免疫療法ができない時期(花粉が飛び始める1月にはNG)になっていたりして、これまでは①飲み薬,②マスク,③外出控えの3点で対応してきました。

特に外出については花粉症の時期はゴールデンウィークの頃まで殆ど外出しないくらい気をつけているような状況でした。

 

 ただ、昨年12月から婚活を始め、今年は顔合わせやデートなどでどうしても外出が多くなり、鼻水タラタラの姿で婚活なんかしたくないと思ったので、治療を受ける決心をしました。

 

手術前診断とレーザー治療にした理由

昨年の12月下旬に近所の耳鼻科に行き、「来年は外出が必要で、花粉症の症状を抑えたい」と先生に相談したところ、3つの治療法を提示されました。

 

1. レーザー治療

レーザーで鼻粘膜を焼き、花粉を付着しにくくする。鼻を焼くことで鼻の通りが良くなる効果もあり。1回のレーザー手術で1-1.5年は持つ。保険適用後、1万円程度。

 

2. 舌下免疫療法

定期的に少量のアレルギー原因物質(錠剤)を摂取する。根本的に治療が可能でレーザーで鼻粘膜を焼いたり注射したりは不要。効くのに時間がかかり、治療開始がもう間に合わない。

 

3. ゾレア皮下注

アレルギー反応を起こす抗体とくっつく成分を皮下注射する差新しい治療法。花粉症飛散時期に月に1-2回の注射が必要。

 

舌下免疫療法」は開始に間に合わず、「ゾレア皮下注」は婚活で忙しい時期にも通院が必要で大変そうだったので、消去法でレーザー治療を受けることにしました。

 

花粉飛散前の3週間くらい前に手術していれば大丈夫とのことで、1月終わり頃から飛散開始のスギ花粉を考えると、年明け手術がタイムリミットで、こうして年明けにレーザー治療を受けることになりました。

 受けた術式:両側下甲介粘膜焼灼術(炭酸ガスレーザー焼灼術)

 

ちなみに、レーザーを受けたいと先生に言った後、保険適用するためのアレルギー検査(血液検査)と、DVDでのレーザー治療に関する動画視聴がありました。

動画では、術式の説明だったり、手術後当日はお風呂に入ったり、激しい運動は控えてねといった注意点などの15分くらいのものでした。

 

手術当日

事前にネットで調べていたら、麻酔があまり効かず痛かったという人や術後の出血がひどかったという口コミも中にはあり、少し緊張気味で当日を迎えました。

 

当日は前回のアレルギー検査の結果を受け取り → 麻酔 → レーザーで焼く流れ。

 

アレルギー検査ではハウスダストとスギ花粉が陽性のクラス3でした。

(0が陰性、6が陽性maxでクラス3は花粉症の普通レベルだそうです。自分も結構酷いと思っていたのですが、クラス6の人は想像できないくらい大変なんでしょうね。。)

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アレルギー検査結果

麻酔は最初に鼻スプレーを受けた後、麻酔液を含ませたガーゼのようなものを左右の鼻に6枚ずつ入れ、20分間くらい待ちました。(麻酔液が口の方まで回ってきて、歯の麻酔もかかったような感触がありましたが、看護師さんが用意してくださったティッシュや唾捨てで口に麻酔液が滞留しないよう対処)

20分経ったら、麻酔ガーゼを出して、麻酔が効いているかチェックを受け、レーザー開始。眩しいので目を閉じるよう言われていて見えませんでしたが、レーザーを照射すると、鼻の中が焼かれ、焼き肉の匂いが鼻の中をめぐって面白い体験でした。

先生の腕が良かったみたいで、痛みを感じることが一回もなく、また、先生曰く、出血もしなかったとのことで、Google口コミ5.0満点のお医者様の技量を感じました◎

手術後

痛みや出血がでないかの確認のため、術後20分ほど待ってから再度鼻の中を見てもらい、問題がなかったので、処方される薬などの情報を貰い、終わりました。

 ちなみに、お薬は出血止めや抗生物質、痰だしなど7-8種類処方がありました。(それでも1週間分なので薬代は1000円程度) また、1週間後に異常がないかの確認をするため、受診予定です。

手術翌日にこの日記を書いていますが、特に痛みや出血などはないです。

術後は1-2週間ほど鼻詰まりが一時的にひどくなるという説明があった通り、昨晩は少し鼻詰まりはありましたが、花粉症の時期に比べればへっちゃらなくらい。日中の今は鼻はすごく通っています。

感想

金額も所要時間も大したこと無く、痛みも全く無く、これで1年の1/3くらいの期間が快適に過ごせるのであれば、やって良かったなというのが今時点の感想です。

 

 ①金額

  前診断(検査代含む)+手術代:約2万円

  処方薬代(初回+手術日):約2,500円

 

 ②所要時間(待ち時間含む)

  前診断:90分

  手術当日:100分

 

花粉飛散時期の症状改善はまた後日レポしたいと思います。

今日はこの辺でノシ